妊娠・出産

妊娠中毒症の原因はストレス?お腹の赤ちゃんに影響はないの?

妊娠が判り、妊婦生活を送っていると様々なトラブルに遭うことがあります。そのひとつに妊娠中毒症があります。

妊娠中毒症は現在、「妊娠高血圧症候群」と呼び名が変わりました。
文字の通り、妊娠をきっかけに高血圧になり、腎臓病の症状と似た症状(高血圧、蛋白尿、むくみ)になるものです。

悪化してしまうとお母さん自身がけいれん発作や脳出血、内臓の機能障害などを起こし、
母子ともに危険な状態になりうる病気です。

いきなり病気だと伝えられて戸惑う方が多いと思います。
自分で調べてみると分からないワードがたくさん出てきてさらに不安に思ってしまうと思います。

一番心配なのは、この病気の危険性や胎児への影響だと思います。
難しい専門的な用語を使わずにご説明したいと思います。

理由を述べると難しくなってしまうので割愛させていただきますが、
この病気になると胎盤の状態が悪くなり、へその緒の状態も悪くなります。
それにより、へその緒を通り胎児に移行する栄養や酸素が減少してしまいます。

そしてこの病気が深刻化すると、お腹の中で育っている胎児の成長が遅くなり、痩せてしまいます。

そうなってしまうと正産期でなくても帝王切開で出産することもありますが、未熟児で誕生する赤ちゃんは後遺症を持つリスクも高くなってしまいます。

また、胎盤が剥がれ落ち、妊娠を継続させることができなくなってしまうこともあります。
そうなってしまうと、大量出血になり胎児の命だけでなく、お母さんの命も危険にさらされてしまいます。

妊娠中毒症には食事に気をつけましょう!減塩食事レシピ紹介

とても怖い病気であることが分かりましたが、ならないためにはどうすれば良いでしょうか?重症化させないためにどうすれば良いでしょうか?
対策のひとつが、減塩を意識した日々の食事です。

出産を二度経験した私自身が気をつけた減塩レシピをご紹介します。

減塩と聞き、やみくもに塩や味噌、醤油を減らすと、家族から「味薄い…」とクレームがきました。何か物足りなくなる気持ちも分かりますよね。

味噌汁:合わせだしと具沢山で満足感
いつもは煮干しのみで出汁をとっていた私ですが、昆布や鰹節など出汁を二種類にして、味噌を減らしました。
具も味が出るものをいつもより具沢山になることを意識しました。
オススメは油揚げです。油揚げがあれば多少薄くても満足感が出ます。

和え物:ごまやレモン汁で風味アップ
醤油や塩が欠かせない和え物ですが、私はごまの風味に助けてもらっていました。
少しの味付けでも美味しく仕上がります。
ナムルや中華系の和え物にはレモン汁を入れると味が引き締まります。

飲み物:韃靼そば茶がオススメ
ルイボスティーやラズベリーリーフティーなど妊婦さんに良いとされるお茶はいくつかありますが、私はそば茶をよく飲んでいました。
そば茶には高血圧を予防してくれる働きがあるからです。
杜仲茶にも高血圧予防の働きがありますが、より手に入りやすく安価なのでオススメです。

妊娠中毒症の原因はストレスも関係が?!ストレスとの関係性は?

この病気の原因はまだはっきりとは分かっていません。

・妊娠する前から糖尿病や高血圧、腎臓病などの持病持ちだった
・肥満体型
・母体の年齢が40歳以上、または10代半ば
・初産
など、様々な原因が考えられていますがその中にストレスも原因のひとつと言われています。

原因がはっきりしていないだけに、何が悪かったのかと自分を責めてしまう妊婦さんもいらっしゃるはずです。

ストレスが原因のひとつとも言われていますが、日本産婦人科学会のホームページにはなりやすい原因としてストレスはあげられていません。

ストレスはこの病気だけでなくても、どんな生活習慣病の原因に挙げられていますし、目に見えるものでもありません。
日々過ごしていていれば誰にでも多少のストレスはあります。

ですが、「これが本当にストレスで仕方ない!」とストレスの理由がはっきりと分かっている場合はそれを取り除いた方が良いかもしれませんね。

考えすぎるのもストレスになってしまうので気をつけましょう。

妊娠中毒症と診断されたら、産後むくみやすいってホント?

一般的にこの病気では出産を終えると症状が良くなると言われています。
ですが、産後も症状がしばらく続く方も一部でいます。
・ もともと高血圧気味だった方
・ もともと腎臓に病気があった方
・ 妊娠中に症状が悪化していた方
などは産後も高血圧やむくみの症状が続くと言われています。

そのような場合は産院で薬が処方されると思うので診察の際に伝えましょう。
また、その症状も高血圧や腎臓の持病がない場合は長くても1ヶ月ほどで治ることが多いと言われています。

まとめ

私の助産師の友人は、
「重症化してしまう場合も無い訳ではありませんが、ただ血圧が上がるだけで終わる人もたくさんいます。
なってしまったからと気に病むことがストレスにもなってしまうので、改善できるところは改善して、ゆったりとした気持ちで過ごすのが一番です。」
と言っていました。

私も同感です。確かに妊娠高血圧症候群(妊娠中毒症)は妊婦がなる病気の中でも怖い病気であると思います。

ですが、妊娠している期間はとても神秘的で女性しか体験できない貴重な期間です。可愛い我が子と対面できるまで、周りの方にも協力してもらい、できるだけゆったりと過ごしましょう。